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パリ国際サロン・第30回記念展 2016年 展覧会報告」


今年のパリ国際サロンは30回という節目を迎え「第30回記念展」として 開催されました いたしました。



パリ国際サロン、会長ジャン・マリ・ザッキ氏とドゥラルフ女子

記念展ということで現地メディアにも取り上げられました。

UNIVERS DES ARTS(2016年10月〜11月号)掲載記事
「パリ国際サロンは1985年にフランス人と日本人によって誕生した。初代会長を努めたのは、
テイラー財団会長で画家のポール・アンビーユ氏である。
2010年、アンビーユ氏が亡くなって以降は画家ジャン・マリ・ザッキ氏が会長に 就任、30余年に渡る当サロンを牽引している。
今回の30周年記念展では、1人の作家が複数点を紹介するミニ個展スタイル、厚さ3㎜以内の平面作品のみにドローイング・デッサン部門など、
独特かつ様々な技法とインスピレーションで表現された200点近い日本人作家による作品が展観される。  
会場は、2011年以来タッグを組む、マレ地区に位置するエスパス・コミンヌとヴォージュ広場にあるギャラリー・デュ・マレの2会場。  
コレクターや芸術愛好家は、作家達の誠実な仕事を通して「日出ずる国」の伝統とエスプリを見出せるであろう。
出品者の中には、すでにル・サロンやサロン・ドトーヌで活躍している作家達も  存在する。」


今展の個展部門に「element」「葛藤」「春雷」の3点を出品いたしました。
個展部門のパンフレット

美術雑誌「ユベール・デザール」編集長、パトリス・ド・ラ・ペリエール氏より下記の寸評を頂きました。

「アクリル、水墨、そして時には柿渋を巧みに操りながら、朋百香は『春雷』 『葛藤』『element』という3点の抽象画を描いている。
彼女の作品を構成する色彩の描線は、まるで花火のようだ。
それは砕け散り、ある力強さを放射する。それは我々が感じ、我々を沈考させる ような力強さだ。
抽象画とは確かに、先入観やイメージの外にある概念を我々に 想起させるものだ。
絵画とは何よりもまず、具象であれ抽象であれ芸術愛好家たちにある種の感情や 詩情を抱かせなくてはならない。
そして、この作者がこのアプローチに全霊を注いでいるのを我々は見る。
また、作品を感じ取るということは、作る者の意識相と見る者の意識相に同時に 委ねられるということを、我々はこのアーティストから教えられる。」


「御礼」(2016.11.14)


「京都タロット 宙のメサージュ」展はお陰さまで盛況のうちに無事終了 いたしました。
お越し下さいました皆様、応援してくださった皆様に心から感謝いたします。
なお、展覧会場の様子などブログの方に綴っておりますので、ご興味のある方は どうぞお遊びにいらしてくださいませ。






サロン・ドトーヌ 2016  展覧会報告(2016.11)


2016年のサロン・ドトーヌは、10月12日から16日まで、
パリのシャンゼリゼ大通り プティ・パレからコンコルド間において設営された大特設会場にて開催された。
芸術イベントのシーズンにおいて、年間を通して最も華めくパリのなかでも シャンゼリゼ大通りに設営された白い会場は、
一際目をひいていた。 自然光に溢れる高い天井の下、開会前から多くのメディア、特別来賓、サロン関係者らで 賑わい、
展示された作品はそれぞれ個性的な輝きを放って来場者を圧倒した。


賑わう会場内

欧州美術クラブから入選した作品群は、ドトーヌ会員作品や世界各国からの出品作品戸と共に
展観。日本固有の精神的土壌に根ざしながら、作家それぞれの個性によって自在に躍動する作品は、
シルヴィ・ケクラン会長はじめドトーヌ関係者からも高く評価せれた。
サロン・ドトーヌと欧州美術クラブの文化交流は今年で41年目となり、互いを尊重し、確固たる信頼を培ってきた。
今回も会場内では欧州美術クラブ主催「第30回パリ国際サロン」(本年 12月開催)
「第16回 日本・フランス現代美術世界展」(国立新美術館にて本年8月開催)が 紹介された。
(欧州美術クラブ、広報より)


今展に私は「晴嵐」(縦80,3㎝ 横100㎝)を出品いたしました。写真一番左 


会場においで下さったたくさんの皆様に御礼申し上げます。



「京都タロット」始動(2016.10.18)






期間:平成28年11月9日(水)〜14日(月)
時間:10:00〜18:00 *最終日は16:00まで
会場:烏丸御池しまだいギャラリー
「11月11日(金)オープニングレセプション」
特別企画 京都タロット秘話&占術デモンストレーション 15:00〜16:00 朋百香(画)岩倉ミケ(原案)による京都タロットが出来るまでの 秘話会 16:00〜17:00 岩倉ミケによる 京都タロット占術デモンストレーション 参加無料ご予約は必要ございません。
烏丸御池しまだいギャラリー
〒604-0844 京都府京都市中京区御池通東洞院西北角 TEL:075-221-5007
H.P http://shimadai-gallery.com
*東洞院通側の入口をご利用ください。
主催:スターポエッツギャラリー http://star-poets.com 協力:版画工房 Artie http://artie.co.jp
ご連絡先:as@star-poets.com 080-4339-4196 担当 今村(スターポエッツギャラリー)



第17回 日本・フランス現代美術世界展~サロン・ドトーヌ特別協賛~(2016.9.13)


2016年8月3日~14日、東京六本木の国立新美術館3A室にて開催された。
邦人作家192名226点を中心にフランスからはサロン・ドトーヌ作家の
新作64点と現役仏サロンで活躍中の重鎮作家12点、オランダ、アメリカ
中国作家による海外作品総計81点による全307点による展観となった。

連日真夏日となった会期中には昨年を上回る来場者が詰めかけ動員数は約8000人を記録した。

今回来賓として来日されたサロン・ドトーヌ会長シルヴィ・ケクラン女子
次回イタリア美術賞展関係者のアンドレア・バルトリ氏をはじめ、会場に
訪れた多くのサロン・ドトーヌ作家、来場者からも世界から注目される
建築物である国立新美術館において、本展特色でもある多種別による
豊かな展示構成、多国籍による異文化交流に感嘆の声が寄せられた。
(欧州美術クラブ、広報より)


左よりアンドレア氏、リオッタ氏、
サロン・ドトーヌ会長ケクラン女子


会場風景

サロン・ドトーヌ会長 ケクラン女子と

今回、私は「no excuse」「沈黙」の2点を出品。
NEPU代表作家としては「兆し」を出品させて頂きました。

また、「沈黙」は本展で新エコールドパリ浮世・絵(NEPU)賞を頂きました。
(上写真、左端)
お暑い中をお越しくださいましたたくさんの皆様に御礼申し上げます。



「第48回 コルシカ美術賞展」展覧会報告 (2016.8.31)


本展はバスティア市劇場、同市アルボル、サン・ジウリアーノ市、ヴォンティーズリ市と
フランス・コルシカ島の誇る東海岸で結ばれた3市4会場にて、2016年6月17日から開催、
日本人作家173名252点の独創性溢れる多種多様な技法作品の展示となった。

初日には現地メディアが来場、展示作品を詳細に取材した。
本展総監督ジャン・マリ・ザッキ氏と本展代表、馬郡文平氏がインタビューを受け、
本展主旨や展示作品、文化交流イベントについて紹介した。

”本展を代表する公認作家”として広報中のNEPU代表作家作品を中心に日本現代芸術を 象徴する作品が展示された。
サベリ市長は「自律性と清廉さ」「自然への敬意」など、日本作品に通奏する高度な 精神性を列挙し、
コルシカの風土的精神との高いシンパシーを示した。 ( 欧州美術クラブ広報より)

今回、この「コルシカ美術賞展」には、NEPU(新エコールドパリ浮世・絵美術家協会)の 代表作家として参加させて頂きました。
出展作品は「流動」(日本未発表)です。 昨年9月にオープンしたばかりという最新の総合文化施設アルボルの壁面に日本人作家の
作品がよく映えていたとご報告を頂きました。